日本画家・竹内栖鳳と猫の絵

日本画の竹内栖鳳はご存知でしょうか?猫や犬や鶏などを描いた、有名な日本画家だ。その竹内栖鳳が猫を描いた「班猫」、写真等で見たことがあるかもしれませんね。もしも、見たことが無く、しかも猫好きの方なら、必ず見てみて下さい。(ネットや画集でご覧になるか、あるいは山種美術館が収蔵しているので、年に5回ほど展示する時にご覧になれます)。からきし、本物の猫を見ておるような気がするでしょう。猫の瑞々しい毛並みは触ってみたくなるほどですし、猫の体温まで伝わって生じるような作品だ。

こういう「班猫」、日本では折々見掛けるキジトラ模様と白が混ざっている猫だ。目は蒼く、エメラルドグリーンと言ってもいいかもしれません。背中をなめようとして首を裏側に曲げながら、作者の方を見ているような形ですが、猫がよくする姿勢だ。こんなどこにでもおるような猫が、栖鳳の手にかかると、人々の気持ちをぐいっと掴んで離さないものになるのです。栖鳳の画家としての技量と猫に対する栖鳳の熱い気持ちが探る側に伝わってくるからかもしれません。

栖鳳が沼津に行ったところ、とある八百屋の店先で「班猫」のモデルとなる猫を見かけます。そこの八百屋さんの猫でした。栖鳳はこういう猫に言わば一目ぼれものの感じになり、その猫を描くために毎日通ったそうです。でも、店先だけでは、猫を描くのに限界があります。店の主人を拝み倒して猫を譲り受け、京都の自宅へ連れて帰りました。それからは、猫といつも一緒にいて猫を見晴らし、「班猫」を描き切りました。絵のすごさもさることながら、栖鳳のこういう猫に対する愛情も見て取れる絵になっています。

栖鳳は猫だけでなく、色々な動物を描いていらっしゃる。犬、サル、鶏、ウサギ、カエル等の他、ライオンまで描いていらっしゃる。栖鳳はライオンを描くために、動物園に通いつめ、これまた生きているといったライオンを描き上げました。それまでの日本画におけるライオンの絵は、獅子舞の獅子ものの感じで、写実的ではありませんでした。ですので、栖鳳のしっとりライオンの絵を見て、度肝を抜かれた自身もいたようです。

栖鳳の描く生物は、何とも言えない魅力があります。子犬の絵も、何とも言えない可愛らしさですから、是非、栖鳳の動物画を見てみてくださいね。【大損注意】フレイアクリニックの予約!脱毛の料金が最安のキャンペーンはこちら♪